デコ活マンション+1000PPM倶楽部

デコ活ロゴ

デコ活マンションの要件と意義

デコ活マンションとは、共用部においてエアコンの電気代を減らし、CO2排出量削減につながる新しい取組を行うマンションです。

1000PPM倶楽部は、CO2センサーを活用し、換気によってCO2濃度を管理することで、地球の温暖化を防止し、感染症に負けない日本をつくるために活動しています。

 

デコ活マンションを名乗ることで、理事会、組合員の共感と協力を得やすくなります。同時に1000PPM倶楽部に参加していることも表明できます。以下の内容は、管理会社から理事会に提案されることを想定していますが、管理会社がまだデコ活マンションをご存じない場合は、管理会社を通して、こちらにお問い合わせください。

 

エアコンを省エネ性能の高い設備に更新する以外の、新しい取組とは

  1.   エアコンの設定を暖房時室内温度20度、冷房時室内温度28度とし、こまめな調整は行わない(実際の室温に合わせて設定温度を変更)。
  2.   20度から28度の間では可能なら空調を止め、積極的に窓開けを行う。
  3.   必要以上の換気をやめて、CO2濃度を1000PPM以下に保つために、換気を管理し、全体の半分近くを占めるエアコンの電気使用量を抑える。(1000PPM倶楽部と共通で、最も効果的な節電方法、夏にはエアコンの電気使用量が半分になることも)

 

組合員(居住者)の理解をはかり、協力を得て、これらの取組を推進することをいいます。 

 

この他に、LED照明への変更、ごみの分別推進など、デコ活としての他の取組を加えることも可能です。


  1. 古くなったエアコン設備を省エネ性能の高い設備に更新する。10年以上経過したエアコンは性能の向上により、3割程度の電気代節約が可能となるケースが多々あります。コンペ等により、発注先を再検討してみてはいかがでしょうか。発注先のご紹介も可能です。
  2. エアコンの設定を暖房時室内温度20度、冷房時室内温度28度とし、こまめな調整は行わない。冬は20度、夏は28度というのは広く認識されていますが、春秋はどうなんでしょうか。居住者のクレームによって、冷暖房の切り替えと共に、21度、22度、23度、24度、25度、26度、27度と設定温度をこまめに変えているケースがよく見られます。体感温度は人それぞれで、同じ室温でも暑いという人もいれば、寒いという人もいます。管理組合から電気代節減への協力ということで、理事会の了解を得て居住者にお願いすれば、可能ではないでしょうか。
  3. 2のようにすれば、基本は室温20度から28度ではエアコンは稼働しないはずですが、エアコンの温度計の位置によって、エアコンは稼働します。その場合は実際の室温に合わせて設定温度を変更しましょう。可能ならエアコンを止めることがもっとも節電になります。エアコンを止めた場合でも換気には注意し、1日2時間程度は換気を作動させた方がよろしいでしょう。エアコンと換気は通常、別制御となっており、確認してみてください。窓が開けられる場合には、窓を開けて風を通すのが一番です。
  4. 必要以上の換気をやめて、CO2濃度を1000PPM以下に保つために必要な換気だけ行う(1000PPM倶楽部と共通)。耳慣れないことかもしれませんが、換気は外気を入れるわけであり、換気を止めることが節電につながるのは、よく考えれば当然のことです。夏などはエアコンの電気使用量が半分になることもあるようです。やった方が節電になる換気調整がどうして行われていなかったというと、エアコンと換気のコントロールがほぼ別々に行われてきたからです。ビル管理法により3000㎡以上のビルにおいては義務付けられていることもあり、よく知られていますが、共用部では廊下など人口密度が低いためCO2濃度が低く、逆に換気のし過ぎになっている可能性が高いです。その場合でも1日2時間程度は換気を作動させた方がよろしいでしょう。
  5. マンションの施設管理は社外との調整を要するので、管理会社としては対応しにくいとの声をお聞きしますが、背景には空調と換気の管理が別業者のシステムになっていて、トータルでの管理がしにくいなどの実状があります。きめ細かな検証作業と業者間の調整に加え、貴社内の複数部署の調整もさせていただきます。

デコ活とは

デコ活とは「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称であり、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarcarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉で、環境省が中心となって進めています。

あすぷろ実行委員会はデコ活応援団(官民連携協議会)に参画しており、エアコンの電気代を減らし、C2排出量削減胃つながる新しい取組を行うオフィス、マンション、施設、住まい、病院、学校、モール、ビルディング等をデコ活オフィス、デコ活マンション、デコ活施設、デコ活の住まい、デコ活病院、デコ活学校、デコ活モール、デコ活ビルディング等と称することにより、1000PPM倶楽部の普及を行います。


CO2濃度のチェック

まずは、共用部のCO2濃度をCO2センサーによって、管理人によりチェックいただきます。ロビーや廊下は広さ比べて人口密度が低いため、通常500PPM程度と思われます。集会室などは状況によって1000PPMを超えることがありますが、室内で換気の調整が可能となっていることが多いです。
CO2センサーは各自、お買い求めいただくか、管理会社本部から提供ください。

Amazonなどのネット販売、メーカー直販もしくは量販店でお買い求めいただけます。

1台5,000円程度以上で、NDIR方式など通産省のガイドラインに合致したCO2センサーをご購入ください。
購入数の多いもの、評価の高いものを選択の参考にされるといいでしょう。
画面の見やすさや充電性能、アラーム選択機能、消音機能などもチェックしてください。

測定誤差±100PPM以内はありえますが、補正作業として屋外に10分ほど置いて420PPM前後の数値となっているかどうか確認してみるといいでしょう。また、不良品の場合もありうるので、返品対応についても事前に確認されることをお勧めします。

CO2センサー

 

室内のCO2濃度/温湿度をリアルタイムでアプリに通知。

過去のデータをグラフでかんたん確認できるタイプのセンサー



*コロナの脅威が叫ばれたとき、多くの自治体で飲食店におけるCO2センサーの普及がはかられましたが、実効性が低かったようです。

その理由はお客様への説明が不十分であったからと考えられます。お客様の関心がなければ、CO2センサーの管理もおざなりになり、次第に使われなくなりました。その失敗に学び、C-Kanプロジェクトではお客様の理解をはかることを最重要視しています。


換気時間の調整

マンションの場合、竣工時にはゼネコンに空調と換気を委ねている事が多く、空調と換気ではコントロールが別系統ですが、換気時間を空調時間と同じにしていることも多いようです。換気時間を1日2時間(通勤通学の朝1時間と夕方1時間)に制限することをオススメします。調整装置の場所は図面で確認いただき、手動で調整するか、中央監視装置がある場合には換気時間の設定を変更することとなります。


あすぷろ実行委員会へのお申し込み

あすぷろ実行委員会にC-Kanベーシックのお申し込みをいただくと、下記のツールとサービス提供を受けられます。

デコ活マンションであることを居住者に知らせない場合は、費用はかかりません。

ただし、CO2濃度を1000PPM以下に管理するメッセージは、各住居向けにも、1000PPM倶楽部のホームページに詳しく書かれています。感染症防止に関心の高い家庭には支持いただけるものと推察します。

理事会とよくご相談ください。

 

参加料金:5万円(税別) 

説明ツールの独自デザイン作成の有無と程度、枚数によって、金額が若干増える場合があります。

 お申し込み時に前払い。

 

【説明ツール】

参加料金には、1000PPM倶楽部ステッカー2種(10cm径4枚、15cm径2枚)

A4ポスター10枚(1000PPM倶楽部サイト紹介のQRコード掲載)

案内カード1000枚(1000PPM倶楽部サイト紹介のQRコード掲載)

送料を1セットとして含みます。

お申し込み施設に、C-Kanプロジェクト本部から直接、ツールをお送りいたします。

ツールは、いつでもご希望により1セット5,000円(税別)にてご提供いたします。

 

【サービス】

換気管理のための換気調整装置のセッティングについてのアドバイス

 

説明ツールについて、相談のうえ作成


下記のお申込フォームからお申し込みください。

メモ: * は入力必須項目です


説明ツールとステッカー(サンプル)

マンション入口などに掲示ください。

ステッカー小見本
ステッカー大見本

マンション内に掲示のうえ、各居住者に配布ください。

A4チラシ表見本
A4チラシ表見本
A4チラシ裏見本

受付にも置き、居住者に配布ください。

案内カード表見本

表面

案内カード裏見本

裏面